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ポートフォリオ
略歴
2017年に新卒でCyberAgentに入社し、リードエンジニアとして『AbemaTV VR』の開発に従事。その後メルカリの研究開発組織mercariR4D XRを経て、現在のMyDearest株式会社では新作VRタイトル『ALTDEUS: Beyond Choronos』『DYSCHRONIA: Chronos Alternate』の開発に携わる。書籍『VRエンジニア養成読本』共著者。日本バーチャルリアリティ学会認定上級VR技術者。CEDEC等への登壇や技術記事、YouTubeでの発信なども精力的に行っている。
興味のある分野
- XR (VR/AR/MR)
- Avatar
- UI/UX
学歴と資格
Unity認定試験 認定エキスパート:プログラマー, 2023
バーチャルリアリティ技術者, 2018
情報工学科 学士課程, 2017
著書
VRエンジニア養成読本, 共著
技術評論社 養成読本編集部
過去の登壇歴
VRプロダクト開発ラウンドテーブル
CEDEC 2021 ~ 2023
メタバースの激流とXR業界のイマ
CEDEC 2022
『ALTDEUS Beyond Chronos』におけるマルチプラットフォーム向けコントローラーの対応
XR Kaigi 2021
20時間超の物語をVRで!『ALTDEUS: Beyond Chronos』の制作を支えた”Uranus”の制作過程と機能紹介
CEDEC 2021
withコロナに見るXR業界のイマ!
CEDEC 2021
「ALTDEUS: Beyond Chronos」メイキング
XR Kaigi 2020
xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ
CEDEC 2020
3Dアバターにおける権利と倫理、開発者が出来る対策
CEDEC 2019
経歴
それぞれの会社でやってきたことの概要をまとめました。
MyDearest株式会社 (2020/01 - 現在)
VR専用の3vs3対戦アクションゲーム「Brazen Blaze」の開発
- 2023/01 - 現在
VR捜査アクションゲーム「DYSCHRONIA: Chronos Alternate」の開発
- 2020/7 - 2022/12
- 職務内容
- 裁判パートのシステム実装
- 裁判パートのインタラクション実装
- アドベンチャーパートの一部インタラクション実装
- アイテムや証拠の相関リスト機能の実装
- CI/CDフローの構築
- 使用した技術
- Unity
- UniRx
- UniTask
- Extenject
- Github Actions
VRインタラクティブストーリーアクションゲーム「ALTDEUS: Beyond Chronos」の開発
- 2020/1 - 2021/6
- 職務内容
- バトルパートのインタラクション全般
- パトルパートのTimeline制御のシステム構築
- アドベンチャーパートのインタラクション全般
- 手掴み探索機能の実装
- アバターの手の制御
- CI/CDフローの構築
- 使用した技術
- Unity
- UniRx
- UniTask
- Jenkins
社内Slackガイドラインの策定
私が入社した時点のSlackは下記のような問題点があり、全体的な業務効率が低下している状況にありました。
- ほとんどのチャンネルのアクセス権限がPrivateだった 新しくジョインしたメンバーを手動で追加していくフローになっていて、時折追加漏れによる情報共有の漏れが発生していました。
- 分報チャンネルで仕事のやりとりが行われていた 気軽に書き込める分報チャンネルが社内文化として機能していた一方で、各メンバーの分報で仕事のやりとりが行われる状況が頻繁にありました。メンバー増加に伴ってチェックする必要があるチャンネル数が増えていき、全社的に情報を追うためのコストも増大していました。
そこで社内で相談をしながら、下記のようなSlackガイドラインの策定を進めました。
- すべてのチャンネルのアクセス権限をPublicにし、メンバー毎のアクセス権限を整理した
- 社内メンバー:すべてのチャンネルにアクセスできるように
- 社外の方:特定のチャンネルのみにアクセスできるように
- チャンネルの命名規則を決めて役割を明確化
- 全社的な共有をするチャンネル、プロジェクトに関するやりとりをするチャンネル、分報チャンネル、雑談チャンネルなど、チャンネル名から役割を判断できるように命名規則を決めた
これらの改善を進めた結果、privateチャンネルの利用が5%未満になり、各々が必要な情報に適切にアクセスでき、業務情報の共有がスムーズにできるようになりました。
関連する登壇・記事
株式会社メルカリ (2018/10 - 2019/12)
xRに関する研究開発
技術リサーチやPoC開発を担当。技術カンファレンスへの視察や、業界向け報告会の実施、情報発信なども行っていました。
360度動画を用いたオフィスツアーシステム
- 規模:1名
- 使用した技術:Unity, Photon Unity Networking 2 (PUN2), Oculus Go
- 技術記事
株式会社サイバーエージェント (2017/04 - 2018/9)
AbemaTVのスマホ向けVRアプリ「AbemaTV VR」の開発
- 2017/7 - 2018/3
- 規模:エンジニア1~4名
- 担当:エンジニアリーダー、クライアント開発全般
- DRM付き動画をAndroidプラグインでデコードしてUnity上で再生する実装
- Unity上でVRに最適化されたUIの検討と実装
- イレギュラー処理の実装とテスト
- 使用した技術:Unity, Android, UniRx, Zenject, DRM, OpenCV, Google VR SDK
- プレス
- インタビュー
マルチプレイ対応のVRワイヤーアクションゲームのモック開発
- 担当:クライアント開発全般
- VR HMDを用いたクライアント開発
- 検証用ソフトの検討・作成
- 規模:1~2名
- 使用した技術:Unity, SteamVR Plugin
- CEDEC 2017にて公募により採択された
カジュアルゲーム「Crevasse」の開発
- 2017/6 - 2017/12
- 規模:3名
- 担当:クライアント開発全般
- 使用した技術:Unity, UniRx, Twitter SDK, Facebook SDK, Taptic Engine
- ストア
技術横断組織の運営
サイバーエージェントにはゲーム系子会社が10個ほどあり、子会社間を超えたノウハウの共有を行うことを目的とした横断組織で活動していました。自分が主体的に推進した取り組みについて紹介します。
- 勉強会の実施
- シェーダー勉強会
- 社内向けに全8回ほどの講義形式の勉強会を実施しました。
- テーマ別の勉強会
- 各子会社が課題を感じているテーマを決め、ディスカッション形式での勉強会を複数回実施しました。
- CEDEC報告会の実施
- Qiita Teamの導入
新卒社員向け研修の運営
ゲーム事業部所属の2018年度新卒入社のエンジニア・デザイナ向けに、研修プログラムの作成・運営を行いました。
バーチャルキャラクターアプリの開発
- 2018/4 - 2018/9
- 規模:エンジニア3~4名
- 使用した技術
- Unity
- UniRx
- Zenject
- VRM
- Monobit Unity Networking 2.0
その他にも、専門学校の教師や、スマホゲーム開発など、さまざまな分野に関わっています。
携わっているお仕事2022/2/11 6:502023/10/26 7:45作品
業務での開発の他、個人やチーム、イベントなどで様々なアプリ開発を行っています。
紹介いただいた記事など
コミュニティ活動
エンジニア同士の相互扶助の精神がとても好きなので、積極的な技術発信を心がけています。
イベント主催:24回
登壇:42回
技術記事:136件
技術書:3冊
OSS:9件
技術系ポッドキャスト:99回
具体的な活動の一覧は下記を参照してください
コミュニティ活動のまとめ2020/9/2 14:302023/10/17 7:44資格
自分が興味を持ったことについて広く学んでいきたいと思っています。
活かせそうな強み
- Unityの幅広い実務スキル
- 個人開発から実務、チーム開発まで8年以上の開発経験があります。
- iOS/Android向けゲーム数本のリリース経験があり、課金・広告・アナリティクスなど様々なSDKの組み込みも経験しています。
- UWP向けの学習教材アプリやAR/VRデバイスなど様々なプラットフォームへの開発を経験しています。
- VR開発の知見
- 大学での研究や日本VR学会認定試験などを通じてアカデミックなVRに関する知見があります。
- 実務でも多くのVR開発に携わっています。
- 施設型のVR体験やVRゲームなど、普段から積極的にインプットをするようにしています。
- プロトタイピング
- アイデアを出来るだけ早く形にして検証できるようにすることを心がけています。
- ハッカソン参加や新しいデバイスを使ったプロトタイプ開発などが好きなので、ひとまず動くものを作るまでは早いと思います。
- チーム開発
- 小人数(~5名)から大規模(20~30名程度)のチーム開発経験があります。
- 他セクションの人とも積極的にコミュニケーションを取り、力を合わせて品質の高いものにできるように心掛けています。
- 環境整備や推進の役割をすることが得意です。Slackガイドラインの策定を提案・推進した実績もあります。
- GitHubを使ったコードレビューやフロー改善にも積極的に貢献します。
- CI環境(Jenkins / GitHub Actions)は業務や個人で何度も導入しているので貢献できると思います。
- 技術ブランディングの推進
- 社内エンジニアコミュニティの活性化や対外発信に関する経験と意欲があります。
やりたい領域
- XR:新しい体験を考えたり形にするのが好きなので、最新デバイスを使うようなプロダクト開発に強い意欲があります。
- アバター:アバター文化が好きなので、色々な人がアバターを使って様々な表現ができるようになるプロダクトに興味があります。
- ゲーム:新しいユーザー体験を届けられるような作品に関わりたいです。
自分に向いていると思う環境
- やりたいことを出来ること
- モチベーションが高い状態だと高いパフォーマンスを生み出せると思うので、意欲的になれる仕事をしていきたいです。
- オープンな活動が出来ること
- 相互扶助がエンジニア文化の根底だと思っているので、積極的にコミュニティ活動やっていきたいと思っています。開発する中で得た知見は登壇活動や技術記事投稿などで発信させてもらえる環境だと嬉しいです。
- ある程度柔軟な働き方ができること
- 軽度の不眠症と朝起きることが苦手なので、早い時間にMTGがあると遅刻してしまう場合があります。お昼以降にずらしてもらうなど融通が利く環境だと有難いです。
- 身支度に時間がかかるタイプなので、リモートワークを活用できる環境だと嬉しいです。
その他
受賞歴一覧2022/2/11 5:242023/10/17 8:14学歴・職歴・資格2020/11/29 13:522023/10/26 6:37連絡先
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